将皇 勝ち切れ将棋5/10
先手角頭歩の一通りの指し方を一通りかけた気がするので、これからは別のことも少しづつ書いていこうと思います。
(角頭歩で気になる変化があったときにはまた記事を上げます。)
今後の記事では将皇の勝ち切れ将棋最善手研究をしていきたいと思います。
【将皇 勝ち切れ将棋について】
最近"将皇"という将棋アプリにはまっています。このアプリ対人戦はできないのですが実践詰将棋と勝ち切れ将棋ができる優れものです。勝ち切れ将棋は優勢局面からコンピュータ相手に対局して最後まで勝ち切るという将棋です。
詰将棋と勝ち切れ将棋は毎日更新されます。
詰将棋はわからなければ答えを見れます。
勝ち切れ将棋は掲示板なるものがあり、そこで猛者たちが自身の手を棋譜として載せてくれるのでわからなくてもやはり答えを見ることができます。
毎日更新されるので飽きずに少しづつこなせるのが良いところです。
この2つを繰り返し実施していればきっと棋力UPに貢献できるでしょう。
今後は勝ち切れ将棋の局面について研究していくという記事をしばらく続けてみたいと思います。
【将皇 勝ち切れ将棋5/10】
先手は金と龍で攻められそうです。先手有利は間違いありませんが、後手も金ゴマで厚く、すぐに攻めが続くかはわからない局面です。
▲6三金、▲4二龍いろいろありそうですが・・・。
▲6三金では角を補充できますが△同銀で攻めの金を失って後手陣が固くなってしまいます。▲4二龍では△7二銀でやはり攻めが続きません・・・。
【①▲5四金】
▲5四金!と銀を取ってしまい、△同角に▲7一銀!が狙いです。
△同玉は▲7三龍で金を剥がして一間龍で寄り形、△7二玉以外ではやはり▲7三龍で金をとってよいので△7二玉の一手。そこで▲5七飛(図2)と桂馬を補充。
△同金は▲6四桂打で避けるか取るかだが避ければ全て▲7三龍からの詰み。よって▲6四桂打には△同銀▲同桂△同金に▲7三銀打!(図3)
△7一玉の一手に▲6四銀成(図4)で後手玉の守りは剥がされ先手大優勢。
図4からゆっくり△5四成銀と角を取って指していけばよい。
【②▲5七飛】
局面図から、▲5七飛!と後手の桂馬を取る手も有力そうです。後手△同金の一手に▲6五桂打!(図5)が狙い手です。
△同銀は▲6三金△同金▲同龍で良いので△7二金とよけます。そこでさらに追撃する▲7三歩打!(図6)
図6で
・△7一金は▲6三金△同銀▲同龍で先手良し。
・△7六銀は▲7二歩成△同銀▲5四金△同角に▲7三銀打からの詰み。
・△6五銀は▲6三金と取ってやはり先手が良い。
【将皇 勝ち切れ将棋5/10 まとめ】
今回は将皇 勝ち切れ将棋5/10の盤面を研究しました。おそらく最善手は
・▲5四金~▲7一銀打
・▲5七飛~▲6五桂打
のどちらかだと思います。どちらも寄せの重要手筋なので将皇を繰り返しやっていれば寄せの手筋が身につく・・・はず!
今回はこんな感じで終わりたいと思います。
おわり