【△３二銀戦法】△４二銀に▲７六歩の変化
前回までの記事で△３二銀戦法(後手メイドシステム)に対して先手が真っすぐ飛車先を伸ばしてきたとき(▲２六歩△３二銀△２五歩)の対応を書いてきた。
今回記事からは▲２六歩△３二銀に▲７六歩(図1)の変化を見ていく。
図1としては後手から△３二歩を突けなくする狙いだが、これには△４四歩を突く(図2)。
図2は▲４四同角で歩がタダだが、△４二飛と回ってパックマンの変化となる。パックマンの変化も書いていきたいところだが、あまりこの歩を取る方は少ないため今回は割愛させていただく。
先手が原始棒銀などで速攻を仕掛けてきたときは中飛車に振り、玉を右側に逃がして真ん中から攻め込む(図3)。
先手が速攻を仕掛けてこなければ引き角棒銀から先に仕掛けるような展開に持っていく(図4)。
図2から先手が４四の歩を取らずに△２五歩と突いてきた変化を次の記事から詳しく見ていきたい。
おわり
